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「パイシスの終焉とアクエリアス時代の到来」:『新しい時代の教育』より ~ アクエリアス特集9

『新しい時代の教育』の第四章「個人の修養」には、

「世界が現在混乱している理由」という項目があり、その中に、

パイシスからアクエリアスへの移行という話が出ていますので、

今日はそこからご紹介いたします。

 

世界が混乱している理由として、次の四点が挙げられています。

1 人類が到達した進化段階そのもの

2 新しい人種タイプの出現

3 パイシス時代の終焉

4 アクエリアス時代の到来

 

1・2も興味深いのですが、最近論じているテーマの本筋にしたがって、3・4について調べていきます。まずは、

3 パイシス時代の終焉 に関してです。

 

一つの星座が支配する時代(2千年余り)が終わりに近づくと、

その星座のエネルギーによっては新しい創造が起きにくくなり、

役割を終えて、悪い意味での結晶化が起きてくると言われます。

 

それは主に、どういったものかというと、

1. 権威という概念

2. 悲しみや苦しみのもつ価値に関する過度の強調

3. (押し付けられた形での)自己犠牲

4. (物質的な)欲求の満足

 

このような要素によって硬直した中に流入する、

新たなアクエリアスのエネルギーは、

混乱とともに希望を与える要因となっています。

 

「来るべき世界の状態においては、

市民一人一人が――喜んで、意図的に、

そして自分が何を行っているかをすべて完全に意識した上で――

自分のパーソナリティーを全体の利益に従わせるであろう。

 

 組織化された協会や友愛会、党派、グループが成長し、

何らかの大義やアイディアに身を捧げていることもまた、

来るべきフォースの活動を示すものである。

 

 注目すべき興味深い点は、それらがすべて、

ある特定の人間が決定を下し押しつけた計画というよりも、

把握した何らかのアイディアを表現したものであるということである。

 

 パイシス・タイプの人間は、

人間の発達を促す何らかの線に沿った理想主義者である。

 

 アクエリアス・タイプは、

新しい理想と現われようとしているアイディアを捉えて、

それらを――グループ活動で――具現化するであろう。

 

将来の教育が機能する基になるのはこの概念である。

 

 パイシス・タイプの人が抱く理想主義と物質界で送る生活は、

二つに分離した別々の人間表現のようなものであった。

 その間には大きな隔たりがあることが多く、

それらが溶け合い混ざり合っていることは滅多になかった。

 

 アクエリアスの人間は、様々な大きな理想を顕現させるであろう。

 というのは、正しい理解を通して魂と脳の接触回路が

マインドを経由してしっかりと確立され、 

 

 マインドがその二重の活動方法において――

つまり、アイディアの世界を洞察するものとして、

そして物質界の生活にイルミネーションをもたらすものとして――

ますます使われるようになるからである。

 

 これは究極的には人間の努力を統合し、

より真実に近い価値観を表現し、

世界がこれまで目にしたことがないような

霊的リアリティーを表現するようになるであろう。

 

 将来の教育の目標はこのようなものである。」

 

とのことです。

今は単なる理想主義で、抽象的な段階に留まり、

相互に敵対視してばかりいた諸団体が、お互いの良さを認め合い、

協力の方向に急速に進みつつある状況も、

色々なところに見られます。

 

しかし、そういったものは、

身軽な人たちや新しい思想をもった組織が中心で、

古くて権威をもった組織や、大きな団体、国家などは

まだパイシスの影響が強く残り、

その権威や金銭的パワーに任せて急激に勢いを増しつつある

新しい動きを封じ込めようと躍起になっている姿も、観察されます。

 

これ自体が、まさにパイシスとアクエリアスのエネルギーの交代に基づく混乱だということが言えるのでしょう。