「もったいない」発想とホーリスム(3)~ ホリスティック特集6

「もったいない」話、続けさせていただきます。

これを書きながら、改めて、

自分には「もったいない」という発想が

相当根強いんだなあ、と思います。

 

最近感動した海外の話題を、2つ思い出しました。

 

一つは、オーストラリアで、

商品がすべて無料のスーパーマーケットができたという話題。

 

今検索したら、こんな記事が出てきました。

「オーストラリアに無料スーパー シドニーに続きメルボルンにも」

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20180821-00093899/

 

書いている方は、井出留美さん。

食品ロス問題専門家・ジャーナリスト・博士(栄養学)

 

う~ん、いい仕事をされてるなあ、と思います。

 

日本でも、コンビニやホテル・飲食店で、

毎日大量の食料品や食事が捨てられていることは周知だと思います。

その一方で、格差から貧困が広がり、

食べるものに事欠く子供たちのための、

「子ども食堂」の活躍が報道されています。

 

こういった活動はとても素晴らしいけれど、

それに依存してさらに格差を広げる政策を取り続ける政府の、

なんと情けなく、酷いこと・・・と、つい愚痴が。

 

 

そう今日は、素晴らしい活動を紹介したかったのでした。

2つ目は、

NHKで2回にわたって紹介された「ゴミ処分場のオーケストラ」

 

(前半)

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/4471/1418023/index.html

 

首都アスンシオン郊外のカテウラでは、

ゴミの山からリサイクル可能な物を集めて収入を得る住民がほとんど。

仕事で町を訪れたファビオは、

学校に通えない子どもたちに音楽の楽しさを知ってもらおうと活動を開始する。

 

高価な楽器を買う予算はないが、

大工のコーラはドラム缶や水道管、

フォークやスプーンを使って、

美しい音色を奏でるチェロやバイオリン、フルートなどを作り出した。

子どもたちは、めきめきと演奏の腕を上げていく。

 

(後半)

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/4471/1418024/index.html

 

「ゴミ処理場で拾った廃品で楽器を作り、演奏する

“ランドフィル・ハーモニック(埋め立て地の交響楽団)”。

練習を重ねて演奏に自信をつけた子どもたちは、

SNSの投稿をきっかけに活動の場を拡大していく。

 

やがて世界ツアーを行うようになり、

有名アーティストとの共演も果たした若き演奏家たちは自信に満ち、

彼らの笑顔は生まれ育ったごみ処理場の町に希望をもたらす。」

 

 

何と素晴らしい活動ではないでしょうか?

 

この演奏をしている子供たち自身が、もともと、

廃棄物のように社会から見捨てられたような、

将来に全く希望を見いだせない生活を送っていたのです。

 

それを目の当たりにして、

ゴミから作った楽器を、ゴミのように扱われていた子供たちにあてがい、

演奏の仕方を教えることによって、

彼らに生きる喜びを見出させ、

それが、今や世界を感動させる活動に発展しているのです。

 

ゴミ × ゴミ ⇒ 宝石

 

になったわけです。

 

日本ホリスティック医学協会創設に多大な貢献をされた

寺山心一翁氏はよく、

「ホリスティックはホーリースティック、

 ホーリー=神聖でなければいけない」

と語られていました。

 

 

このシリーズ(1)で紹介したネコヨガしかり、

私は、こういう活動を見ると、

他のどんな活動よりも、素晴らしく感じ、

 

今まで全体からのけ者にされ、

見捨てられていたものを拾い上げて関係づけることにより、

珠玉の価値を生むこういう活動こそが、

真に神聖で、ホーリースティックだと感じるのです。