教育協会サイトの「ホリスティックな見方・考え方」を医学に置き換えてみる~ ホリスティック特集15

昨日は、日本ホリスティック教育協会の「理念」より

紹介させていただきました。

非常に素晴らしい文章だと思い、

「ホリスティック」という言葉を使うすべての方に、

読んでいただきたいと思いました。

 

そして気づいたのは、

その文章の中の「教育」という言葉を、

他の分野に置き換えてもほぼそのまま通用するということでした。

 

それであるならば、

ホリスティックのもとに活動する他の分野の方々と、

すぐにでも一緒に働くことができるはずです。

 

今日は、誠に勝手ながら、

その「理念」に続く次の文章として出てくる、

「ホリスティックな見方・考え方」を、これも素晴らしいので、

全文紹介させていただいた後、

その中の「教育」という言葉をすべて「医学」に置き換えて

掲載させていただこうと思いました。

 

 

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(日本ホリスティック教育協会のサイトより)

 

1.ホリスティックな見方・考え方

すべての具体的な教育のいとなみが出てくる源には、

ひとつの人間観・世界観があります。

 

教育の変革は、一人ひとりが自分のものの見方・考え方を問い直し、それを転換していくことから始まります。

 

わたしたちが何かをしようとするとき、

自分や相手に対して、必ずある理解を持っています。

そしてその理解は、

何らかのものの見方・考え方によって支えられています。

 

いま自分たちが持っているものの見方・考え方を問い直し、

それを転換していくことが、まず何よりも大切なことなのです。 

その方向は、命を大切にする

ホリスティックな見方・考え方ではないでしょうか。 

 

大宇宙、地球生態系、人間という小宇宙―

これらはみな、ひとつのまとまりをもった全体です。

同時に、人間は地球生態系の、地球生態系は宇宙の一部であり、

宇宙のなかのすべてのもの、地球生態系のなかのすべてのものは、つながりあっています。

 

それゆえ、存在するすべてのものは、

たとえそれひとつでは意味のないように見えても、

大きなつながりのなかでは意味を持っており、

不必要なものは何もありません。

 

すべては全体のなかの一部なのです。

さまざまなものをつつみこみ、活かし、その一面性、断片性を補い、

全体のなかでつりあいをとろうとするのです。

 

また、それだけで完全であり、

他の存在を必要としないものは何もありません。

 

すべてのものは他の存在によって支えられ、

活かされています。

そして、すべてのものは他の存在を支え、活かしています。 

 

教育にはさまざまな理論や技法があります。

それらはすべて、複雑多様な豊かさを持ったこの世界を

ひとつの視点から見たものです。

学びにはさまざまな道があり、

そのすべてを活かし、統合していくことこそ、必要です。

つまり、ホリスティックな教育は

伝統的な教育を否定するものではなく、

それらをすべてつつみこみ、

一つひとつの教育理論や技法の断片性を補うことで

全体的な調和をつくりだそうとするのです。 

 

すべての生命現象の本質は多様性ですが、

「つつみこむ」とは、ひとつのものが巨大化され、

他をのみこんでしまうことではありません。

 

そうではなく、全体との調和のなかで、

すべてがそのままで活かされることです。

つまり、多様化が排除されるのではなく、

全体のなかで多様性が多様性のままに活かされることなのです。

 

たとえ部分的には葛藤があっても、

全体として見ると、その葛藤している部分も、

もっと大きな調和の中に活かされているのがわかります。

 

宇宙の生命現象は、たえず動き、変化していきます。

固定化したものは何もありません。

 

ゆらぎ、変化するプロセスそのものが、

生きるということなのです。

ゆがみは、つながりを見失うこと、調和をくずすこと、

固定的、絶対的なものを求めることから生まれてきます。 

 

わたしたちは、現実社会を否定して、

この現実社会を崩壊したときに、

新しい至福の世界が生まれるとは考えません。

現実社会のなかでこそ、わたしたちは生き、成長し、

現実社会をよりよいものに変革していくことができるのです。  

 

また、わたしたちは、

これまでの文明を否定しようとするのではありません。

人類の築きあげてきたものを破壊しようとするのではありません。

 

むしろ、大きないのちのつながりのなかで、

人類の遺産をよみがえらせ、

新しい視野のなかで活かそうとするのです。

 

否定し、破壊すべきものは、何もありません。

すべてを活かし、全体的な調和を取り戻そうとするだけなのです。 

 

わたしたちは、

自分のこれまでのものの見方・考え方を絶対視したり、

そこに安住したりせずに、

新しい見方・考え方に対して自分の心を開いていくことが必要です。

 

 しかし、新しい見方・考え方を知り、それに共感すれば、

すぐにいままでの古い考え方が新しいものに変わってしまうか

といえば、かならずしもそうはいきません。 

 

なぜなら、いままでの見方・考え方は、

わたしたち一人ひとりの潜在意識の奥深くに根を張っているからです。

 

それゆえ、

たんなるホリスティックな教育理念の共感にとどまらず、

自分の潜在意識という心の深みにまで目を向けていく必要があります。

新しい見方・考え方に変わることは、

自分のあり方の全体が変わることであり、

ひとつの新しい目覚めなのです。

 

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(上記サイトの文章の「教育」を「医学」に置き換えたもの)

 

1.ホリスティックな見方・考え方

すべての具体的な医学のいとなみが出てくる源には、

ひとつの人間観・世界観があります。

 

医学の変革は、一人ひとりが自分のものの見方・考え方を問い直し、それを転換していくことから始まります。

 

わたしたちが何かをしようとするとき、

自分や相手に対して、必ずある理解を持っています。

そしてその理解は、

何らかのものの見方・考え方によって支えられています。

 

いま自分たちが持っているものの見方・考え方を問い直し、

それを転換していくことが、まず何よりも大切なことなのです。 

その方向は、命を大切にする

ホリスティックな見方・考え方ではないでしょうか。 

 

大宇宙、地球生態系、人間という小宇宙―

これらはみな、ひとつのまとまりをもった全体です。

同時に、人間は地球生態系の、地球生態系は宇宙の一部であり、

宇宙のなかのすべてのもの、地球生態系のなかのすべてのものは、つながりあっています。

 

それゆえ、存在するすべてのものは、

たとえそれひとつでは意味のないように見えても、

大きなつながりのなかでは意味を持っており、

不必要なものは何もありません。

 

すべては全体のなかの一部なのです。

さまざまなものをつつみこみ、活かし、その一面性、断片性を補い、

全体のなかでつりあいをとろうとするのです。

 

また、それだけで完全であり、

他の存在を必要としないものは何もありません。

 

すべてのものは他の存在によって支えられ、

活かされています。

そして、すべてのものは他の存在を支え、活かしています。 

 

医学にはさまざまな理論や技法があります。

それらはすべて、複雑多様な豊かさを持ったこの世界を

ひとつの視点から見たものです。

学びにはさまざまな道があり、

そのすべてを活かし、統合していくことこそ、必要です。

つまり、ホリスティックな医学は

伝統的な医学を否定するものではなく、

それらをすべてつつみこみ、

一つひとつの医学理論や技法の断片性を補うことで

全体的な調和をつくりだそうとするのです。 

 

すべての生命現象の本質は多様性ですが、

「つつみこむ」とは、ひとつのものが巨大化され、

他をのみこんでしまうことではありません。

 

そうではなく、全体との調和のなかで、

すべてがそのままで活かされることです。

つまり、多様化が排除されるのではなく、

全体のなかで多様性が多様性のままに活かされることなのです。

 

たとえ部分的には葛藤があっても、

全体として見ると、その葛藤している部分も、

もっと大きな調和の中に活かされているのがわかります。

 

宇宙の生命現象は、たえず動き、変化していきます。

固定化したものは何もありません。

 

ゆらぎ、変化するプロセスそのものが、

生きるということなのです。

ゆがみは、つながりを見失うこと、調和をくずすこと、

固定的、絶対的なものを求めることから生まれてきます。 

 

わたしたちは、現実社会を否定して、

この現実社会を崩壊したときに、

新しい至福の世界が生まれるとは考えません。

現実社会のなかでこそ、わたしたちは生き、成長し、

現実社会をよりよいものに変革していくことができるのです。  

 

また、わたしたちは、

これまでの文明を否定しようとするのではありません。

人類の築きあげてきたものを破壊しようとするのではありません。

 

むしろ、大きないのちのつながりのなかで、

人類の遺産をよみがえらせ、

新しい視野のなかで活かそうとするのです。

 

否定し、破壊すべきものは、何もありません。

すべてを活かし、全体的な調和を取り戻そうとするだけなのです。 

 

わたしたちは、

自分のこれまでのものの見方・考え方を絶対視したり、

そこに安住したりせずに、

新しい見方・考え方に対して自分の心を開いていくことが必要です。

 

 しかし、新しい見方・考え方を知り、それに共感すれば、

すぐにいままでの古い考え方が新しいものに変わってしまうか

といえば、かならずしもそうはいきません。 

 

なぜなら、いままでの見方・考え方は、

わたしたち一人ひとりの潜在意識の奥深くに根を張っているからです。

 

それゆえ、

たんなるホリスティックな医学理念の共感にとどまらず、

自分の潜在意識という心の深みにまで目を向けていく必要があります。

 

新しい見方・考え方に変わることは、

自分のあり方の全体が変わることであり、

ひとつの新しい目覚めなのです。

 

 

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いかがでしょうか?

以上の文章にクレームをつけるところはあるでしょうか?

 

ご自分が、他の分野に携わられていたら、

ぜひ、その分野の言葉を入れてみてください。

 

どんな分野であっても、

ほぼ違和感なく受け入れられるものになっているのでは、

ないでしょうか?

 

ホリスティックに対する真の理解に基づく文章には、

そのような特性があるように思います。

それがスマッツの考えによって導き出された

ホリスティックという概念の特性と言えるかもしれません。

 

そういう観点で、もう一度、

ホリスティックという言葉を見直してみるのも、

役立つかもしれませんね。