「ホリスティック」の復権を目指す3日間のスタートに「おわりに」より ~ ホリスティック特集16

日本のホリスティック教育には、

今井重孝先生はじめ、

(基本的に秘教に近い立場の)シュタイナー関係者が

多数関わっていることもあるのでしょうが、

一昨日・昨日のホリスティックに関する文章は、

私にはとてもスムーズに受け入れられるものでした。

 

ご紹介した日本ホリスティック教育協会のサイトの続きは、

以下のような項目が並んでいます。

 

2.生命への畏敬

3.違いと出会い、違いを生かす 

4.ホリスティックな人間観

5.学ぶことは変わること

6.ホリスティックなリーダー

7.真の自由

8.社会適応から共同創造

9.地球市民としての自覚

10.母なる地球

おわりに

 

どれもご紹介したい文章ですが、

そうもいきませんので、

ぜひ、ご自分で当たってみてください。

https://www.holistic-edu.org/blank-1

 

 

 

さて、

今日からのオープニング3日間を目指して、

ホリスティックについて駆け足で考えていることをまとめ、

最後は、日本ホリスティック教育協会のサイトから、

ホリスティック教育の「理念」を紹介させていただいていました。

 

それをFBでシェアした記事に、

今日のゲスト、今井重孝先生より、

コメントをいただいたので、

下記に張り付けさせていただきます。

 

「ホリスティック特集を、

このところ神尾さんが精力的に描き込まれていて、

ホリスティックという言葉の深層(真相)を探ろうとされていますが、

とても興味深く、

スマッツやソッシュールの言語論などに絡めて

ホリスティックについて話しあえそうでとても楽しみです。

まさに、神尾さんがブログで指摘されているように、

ソッシュールのランガージュを実践する場になりそうですね、

アクエリアスが。

ホリスティック教育協会のサイトの理念も

貴重な手掛かりとなりそうですね。

私の明日の講演の中でも、スマッツについて

最初にすこし触れる予定でいます。

龍村ゆかりさんが、製作にタッチされた

ガイアシンフォニーのガイアは

まさに生きた生命有機体としての地球をさす言葉であり、

スマッツの主張した、ホーリズムと進化の概念と

共鳴し合っているというところが、ステキです。

 

明日の話合いがとても楽しみです。」

 

 

ということで、本当に楽しみな3日間が始まります。

 

教育協会の文章を読みながら、

改めて、「ホリスティック」には「理念」が大切だな、

と、つくづく感じました。

 

理念なきところ、「ホリスティック」は滅びる。

 

「ホリスティック」 という概念は、

そう簡単に理解できるものでも、

身に着けられるものでもないと思います。

 

関わる人たちは、常に自分を問い直し、

真のホリスティック を理解し、

それに基づいて判断・行動・活動しているかが、

問われることになると思います。

 

関わる人たちが、その意識を持ち続ければ、

「ホリスティック」は真に時代を変える概念に成り得るでしょう。

 

しかし、それを忘れるならば、

「ホリスティック」という言葉は、古い時代とともに、

一緒に消え去る運命になるでしょう。

 

水瓶座=アクエリアスのエネルギーが、

必然的に、それを招くのです。

 

この3日間を通して、

「ホリスティック」という言葉を、

根源的なところから話合い、深く考え、

社会的な意味で再構築する日々に、

したいと思っています。

 

ご参加いただける方々とは、

後程・・・楽しみにしております。

 

 

最後に、

日本ホリスティック教育協会のサイト、

「理念」のページの最後にある、

「おわりに」を、ご紹介させていただきます。

 

 

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21世紀が近づくにつれて、

わたしたちの社会のあらゆる領域で、

根源的な転換が求められてきています。

 

わたしたちはいま、学校制度を含めて、

すべての社会制度や職業論理は

歴史のある限られた時代のためにつくられていること、

そして、今まさにその時代が閉じられようとしていることに、

気づきはじめています。

 

教育も今や、

変わらなければならない時が来ました。

 

来るべき時代の教育は

ホリスティックでなければなりません。

 

ホリスティックな見方は、何よりもまず、

この地球上の生きとし生けるものがすべて、

無数の網の目で、深く、

そして精妙につながりあっているという事実を

受けとめることから始まります。

 

このかけがえのない地球を視野にいれたまなざしで、

目の前の現実を見ることが大切です。

 

これからの教育は、

地球共同体をいつくしむ気持ちで

はぐくんでいくものでなければなりません。

 

 

また、ホリスティックな見方は

人間の自己と世界に対する知のありかたを、

合理的、論理的、言語的な見方だけに限ってしまうのではなく、

もっと広く、直感や感情、からだ、想像力といった、

人間の内に秘めた隠された力にまで光をあてようとしています。

 

ホリスティックな教育は、

人間という存在が、知識や技術だけでなく、

意味を求める存在であると考えます。

 

人間は、すこやかに成長していくなかで、

自分の生きる意味を求めずにはいられません。

 

生きている意味を十分にまっとうできる人間だけが、

すこやかな社会をつくることができます。

 

ホリスティックな教育は、

一人ひとりが自分の内に持っている、

生きる意味を求めようとする、

もっとも大切な願いを満たしていこうとします。

 

したがって、ホリスティックな教育は、

ある特定のカリキュラムや方法ではありません。

 

ホリスティックな教育は、

個々の相違点を超えて、

教育のいきずまりを打開する

共通の方向を探ろうとするものです。

 

一人ひとりの親や教師や一般市民は、

このような方向をめざして、

自分の置かれた場でさまざまな方法で努力しているのであり、

その実践の方法や応用の仕方は、

むしろ多様であるほうがよいのです。 

 

一人ひとりが個性を活かして

自分なりの実践方法を生み出し、

その成果をわかちあうならば、

その相互交流のなかから、

きわめて急速によりよいものが生まれていくでしょう。 

 

そして、このホリスティックな教育理念も、

さらによりよいものに改善されていくでしょう。 

 

未来は、

わたしたちがいま、

創造するものなのです。